株とFXでは何がどう違うのか

FX取引と株取引の違いとは
FX取引と株の取引では、いくつか大きな違いがあります。FX取引を始める初心者なら把握していることも多いでしょうが、今一度おさらいしていきましょう。
まず比較となる株取引は、レバレッジの無い取引であり、信用取引として利益は最大3.3倍程とされています。一般的に投資対象とされるものは企業が発行する株式です。対象となる株式は国内に約4,000銘柄に届く程度の種類が存在します。取引額は発行される株式によって異なりますが数万円から数十万円というものも。値動きの変動は比較的限定的で制限幅も存在しています。
一方、FX取引は、活用できるレバレッジが国内だけでも最大25倍。投資対象の銘柄としては国が発行する通過で、その種類は約70種類あるとされています。取引額は少額から始められるため最低4円からでも取引可能。ただし値動きの変動幅は大きく、通貨ペアによっては損失を生じることも大きくある取引です。
何が大きく違うのか
FX取引と株取引の最大の違いは、なんといっても取引に関すること。そもそも投資する場所が違うということだけでなく、例えば株取引の受付時間は午前9時から午後3時と定められていますが、FX取引は24時間取引可能です。
さらに相場の変動や値動きの差にも違いがあります。株取引の相場が変動するのには、企業の業績や国内情勢が影響しますが、FX取引では各国の景気や政策金利、また経済情勢も影響する等、アンテナを常に世界に向けている必要が生じるのです。
なにより株取引と違い、FX取引特有のルールにロスカットというものがあります。証拠金以上の損失を出さないために設定された保護規定ですが、ロスカットを設定しなければならない程FX取引には変動があるということです。